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未来に残る最強名馬達《シーザリオ》

未来に残る最強名馬達《シーザリオ》

人気を分け合う馬の主戦騎手が同じ場合、その騎手がどちらを選択しても競馬予想では大きな要因となります。

シーザリオの生年月日は2002年3月31日、生産牧場は日本が誇る社台グループの一つであるノーザンファーム、馬主はノーザンファーム生産馬を取り扱うキャロットファームでした。

同馬は、2004年12月のデビュー戦で勝利を収めるものの目立った勝ち方ではなく、続く500万条件の寒竹賞では4番人気に留まりますが、ここで後に牡馬クラシック路線で活躍し重賞を3勝するアドマイヤフジや、皐月賞の前哨戦であるスプリングSに優勝するダンスインザモアなど、強力馬を下した事から一躍人気を集める存在になります。そして初重賞となったフラワーCで、単勝1.4倍の圧倒的な人気に応えて優勝し、牝馬クラシック第一弾、桜花賞へ駒を進めます。

しかし、桜花賞ではそれまでの3戦で騎乗した福永祐一が、前年の阪神JFで3着となった重賞2勝馬のラインクラフトへ騎乗する事となった為、名古屋競馬のトップジョッキー吉田稔が代わって手綱を取る事になります。本番ではラインクラフトを抑えて一番人気になるものの、同馬に届かず2着に惜敗しました。続く優駿牝馬(オークス)では、ラインクラフトが回避した為、再び福永が手綱を取り、一番人気に応えて優勝します。

そして、同年7月に米国遠征を行い、アメリカンオークスを4馬身差のレコードタイムで圧勝します。これは、角居勝彦調教師と父スペシャルウィークの初の海外G1制覇および父内国産の日本調教馬として初の海外国際G1制覇、並びにクラシックホース初の海外G1制覇、さらに日本調教馬として初の米国G1制覇という記録ずくめの勝利となりました。

その後、繋靭帯炎により通算成績6戦5勝、主な勝ち鞍は日米のオークスで引退すると、母としてエピファネイア、リオンディーズという2頭のG1馬を輩出しています。